JAL SKY MUSEUM概要
羽田空港にある JAL SKY MUSEUM に行ってきました。
JAL SKY MUSEUMは、日本航空(JAL)の航空機整備工場と展示エリアを見学できる、人気の整備工場見学ツアーです。
これまで無料で楽しめたJAL SKY MUSEUMですが、約4年ぶりのリニューアルにあわせて見学内容が拡充され、
見学時間も従来の110分から20分延長された130分に拡大。
それに伴い、2025年11月1日(土)見学分より有料化となりました。
料金は以下の通りです。
- 子ども(12歳以下):無料
※小学生未満は入場不可 - 大人(13歳以上):1,000円/人
普段、私たちが何気なく利用している飛行機。その裏側では、どのように整備され、安全が守られているのか。
このツアーでは、そんな「航空会社の舞台裏」を、実際の現場を見ながら学ぶことができます。
飛行機好きの方はもちろん、航空業界に詳しくない方や家族連れでも楽しめる内容で、
「有料になっても納得の充実度」と感じられる見学ツアーでした。
この記事では、実際に参加した体験をもとに、
見学内容・当日の流れ・予約のポイントなどを詳しく紹介していきます
JAL SKY MUSEUMとは?
JAL SKY MUSEUMは、羽田空港新整備場エリアにあるJALの見学施設です。
見学内容は大きく分けて、
- 展示エリアの見学
- 整備工場(格納庫)の見学
の2部構成となっています。
展示エリアでは、JALの歴史や航空機の仕組み、航空会社で働く人たちの仕事について、映像やパネル、模型などを使って分かりやすく紹介しています。
その後、ガイドの案内で整備工場へ移動し、実際に航空機が整備されている現場を見学します。
「見る」「学ぶ」「体感する」がバランスよく組み合わさった構成で、約1時間のツアーとは思えないほど内容が濃いのが特徴です。
参加方法と予約のコツ
JAL SKY MUSEUMは完全予約制で、当日参加はできません。
予約は公式サイトから行い、見学希望日の1か月前・9:30から受付開始となります。
このツアーは非常に人気が高く、特に土日祝日や長期休暇期間は、予約開始直後に満席になることも珍しくありません。
そのため、以下のような点を意識すると予約が取りやすくなります。
- 予約開始時刻の9:30ちょうどにアクセスする
- 事前にログインを済ませておく
- 平日開催を狙う
- キャンセルが出ることもあるため、定期的に空き状況をチェックする
少し手間はかかりますが、それだけの価値があるツアーだと感じました。
アクセスと集合場所
最寄り駅は、東京モノレールの新整備場駅。
駅から徒歩数分で到着でき、空港内の移動も分かりやすい印象です。
集合時間の10分前から受付が始まります。
受付では本人確認書類を提示し、入館証を受け取ります。この入館証はツアー終了後にそのまま持ち帰ることができ、ちょっとした記念品になります。
説明会場での事前ガイダンス
受付を済ませたあとは、全員が揃うまで待合会場で待機します。
この待合会場には、JAL公式YouTubeサブチャンネルの「銀の盾」が展示されており、思わず足を止めて見入ってしまいました。
また、窓の外には第一滑走路・第二滑走路を行き交う飛行機の姿が広がり、
着陸してターミナルへ向かう機体や、離陸のために滑走路へ進んでいく機体を間近に見ることができます。
見学が始まる前から、空港ならではの臨場感を楽しめる空間です。
全員が揃うと、説明会場へ移動し、JAL SKY MUSEUM の事前ガイダンスが始まります。
ここでは、これから行われる見学内容についての説明に加え、制限区域に入る際の注意事項や、見学中のルールなどが丁寧に案内されます。
この事前ガイダンスをしっかり聞いておくことで、
このあとの展示エリア見学や整備工場見学を、より安心して、より深く楽しむことができます。
受付を済ましてから、全員が揃うまで待合会場へ。
こちらにはjal、YouTubeサブチャネルはじめましたの銀の盾が飾ってあったり、
第一滑走路・第二滑走路へ着陸してターミナルへ向かう飛行機や離陸するため滑走路に向かう飛行機を見る事が出来ます。
これから始まる、見学についての注意事項などの説明
撮影写真についてのSNSへの投稿に関する注意点などの説明を受けます。
事前にしっかりと写真の掲載について説明いただけるのは大変ありがたいです。
また、掲載していいか不明な場合は、メールで写真を添付して掲載可否を確認できるのも大変助かります。
展示エリア見学|JALの歴史と仕事を知る
受付と事前ガイダンスを終えると、まず案内されるのが
JAL SKY MUSEUM の展示エリアです。
ここでは、JALの歩みや航空業界の仕事について、展示や映像を通して学ぶことができます。
飛行機を「利用する側」からではなく、「支える側」の視点で知ることができる、見応えのあるエリアでした。
JALの歴史を知る
展示エリアでは、日本航空(JAL)の創業から現在に至るまでの歴史が、年表や映像を交えて紹介されています。
戦後の航空再開から国際線の拡大、時代ごとの機材の変遷など、日本の航空業界の発展とともに歩んできたJALの歴史を、分かりやすく振り返ることができます。
「今当たり前に飛行機に乗れる」という環境が、長い年月と多くの努力の積み重ねによって築かれてきたことを、改めて実感できる展示でした。

JALの仕事を知る|チームで支える1便のフライト
展示の中でも特に印象的だったのが、JALで働く人たちの仕事を紹介するコーナーです。
パイロットや客室乗務員だけでなく、
- 整備士
- 運航管理
- 地上スタッフ
- 貨物・オペレーション関連スタッフ
など、1便のフライトを安全に運航するために、どれだけ多くの職種が関わっているのかが、とても分かりやすく展示されていました。
各職種の紹介パネルにはQRコードが設置されており、読み込むことで詳しい仕事内容を知ることができます。
すべてのQRコードを読み終えたあと、スタッフの方に声をかけると、JAL機体デザインのオリジナルシールをもらえるのも嬉しいポイントです。
シールは複数種類あり、その日によってデザインが変わるそうなので、ちょっとした楽しみにもなります。



皇室フライトに関する展示(※撮影不可)
展示エリアの一角には、皇室フライトに関する展示物もあります。
こちらは撮影不可となっており、内容の詳細は紹介できませんが、JALが担ってきた特別な役割や、極めて高い安全性・信頼性が求められるフライトについて知ることができる、貴重な展示でした。
JALの制服着用体験
展示エリアには、JALの制服を着用して写真撮影ができるコーナーも用意されています。
実際に制服を間近で見るだけでなく、着用して撮影できるため、記念にもなり、大人から子どもまで楽しめる人気スポットです。
オリジナルグッズの販売
展示エリアの最後には、JAL SKY MUSEUM限定のオリジナルグッズが販売されています。
機体モチーフのアイテムや、航空ファン向けのグッズなどが揃っており、見学の記念やお土産にもぴったりです。
展示を見終えたあとの余韻のまま立ち寄れるので、時間に余裕があればぜひチェックしてみてください。
事前説明|格納庫見学がもっと楽しくなる
展示エリアの見学後は、格納庫見学に向けた事前説明があります。
ここでは、制限区域内での注意事項や、写真撮影に関するルールなどが説明されます。
また、航空機の基本構造や整備士の仕事内容についての解説もあり、この説明を聞いてから格納庫に入ることで、
「何を見ればいいのか」「どこに注目すればいいのか」が分かり、見学の楽しさが大きく広がります。
格納庫見学|普段は入れない特別な場所へ
いよいよ整備工場(格納庫)内へ
格納庫は通常、関係者以外は立ち入ることのできない制限区域のため、入館後はガイドの指示に従って見学が進められます。
扉が開いた瞬間、目の前に現れる航空機の姿はまさに圧巻。
間近で見る機体は、搭乗時とはまったく違うスケール感があり、思わず見上げてしまうほどの迫力です。

ガイドの方が、整備中のポイントや機体の特徴、日常的に行われている点検作業について、分かりやすく解説してくれます。
専門的な内容も例え話を交えながら説明してくれるため、航空知識がなくても十分理解できました。
JAL SKY MUSEUM には第一整備工場と第二整備工場があり、
このうち第一整備工場では、主に重整備が行われています。
私が参加した日は、この第一整備工場に エアバスA350-900(機体記号:JA08XJ) が格納されていました。


当日の案内を担当してくださったのは、元客室乗務員の方。
客室乗務員ならではの視点から、特別塗装機についてのお話もありました。
特別塗装の機体には、上空と地上で生じる大きな温度差や過酷な環境に耐えられるよう、専用の塗料が使われているそうで、見た目の美しさだけでなく、機能面でも工夫が施されていることを知ることができました。
後日分かったのですが、このとき格納庫に入っていた A350(JA08XJ) は、実は「SHO DREAM JET」。
何気なく見学していた機体が特別塗装機だったと知り、あとからもう一度感動がよみがえりました。
ガイドの解説がとても分かりやすい
ガイドを担当されるのは、航空業界に精通したスタッフの方々。
現場ならではのエピソードや、実際の業務経験に基づいた話が多く、「教科書では分からないリアルさ」を感じられました。
質問もしやすい雰囲気で、参加者の反応を見ながら説明してくれる点も好印象でした。
実際に参加して感じたこと
実際に参加してみて感じたのは、「当時は無料とは思えないほど内容が充実していた」ということでした。
- 展示エリアの情報量が多く、学びが深い
- 格納庫見学の迫力が想像以上
- ガイドの説明が丁寧で分かりやすい
- 飛行機に詳しくなくても十分楽しめる構成
と、全体を通して非常に満足度の高い見学ツアーだったと感じています。
なお、私が参加した時点では無料での開催でしたが、現在はリニューアルに伴い有料化されています。
それでも内容を踏まえると、有料になった今でも納得できるクオリティだと感じられる体験でした。
まとめ|JAL SKY MUSEUMはこんな人におすすめ
JAL SKY MUSEUMは、
- 飛行機が好きな方
- 航空会社の裏側を知りたい方
- 無料で楽しめるお出かけスポットを探している方
- 羽田空港周辺で観光・見学をしたい方
に特におすすめです。
予約のハードルは少し高めですが、それを乗り越えてでも参加する価値のある体験でした。
羽田空港を訪れる予定がある方は、ぜひ一度チェックしてみてください。